徒然なりし人生を

普通のサラリーマンが少ない資産でお金を運用したり、プラチナ級クレジットカードを使って特典で優雅に過ごしてみる、を綴ってみようとするブログです。

火災保険に契約している際の万が一被害にあった時の手続きに関して考察してみよう‼️

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昨今日本各地で災害に見舞われていますね。

そんな中職業柄建物の保険の請求等携わっていますので、万が一災害に遭われた方のために保険の請求の仕方を伝えたいと思います。

 

 

 

  

1.ご自身の契約している火災保険の種類

 

災害に見舞われた際ですが、まずはご自身がどのような保険にご契約しているかを確認しなければなりません。

基本は火事や落雷などの被害を保障する火災保障になり、その火災保障に特約(基本保障に付加する)となる自然災害(台風や雪害、洪水等)保障、地震保障等があります。

せっかく保険を契約していても保障の範囲外では対象外になってしまいますからね。保障内容に関しては契約した際に交付された証券で確認するか、もしくは保険会社に問い合わせすれば教えてくれると思います。

 

2.保険会社へ連絡

 

万が一、被害に見舞われましたら速やかにご自身がご契約しています保険会社へ連絡をしてください。

保険会社によりますが、基本電話にて連絡する形になるかと思います。連絡の際には証券に記載されている証券番号等わかればスムーズに対応してくれるかと思います。

事故の連絡をした後は、保険会社によりますが自分の会社では後日契約者宅へ訪問し、事故状況の聞き取りなどをしています。

 

3.被害箇所の写真

 

保険会社へ連絡後、被害に遭われた箇所の写真が必要になってきます。基本は被害箇所の写真建物全景のわかる4方向からの写真になります。被害箇所の写真に関してはあまり近づいた写真だけではなく少し周りも写っている写真のほうが場所の特定がわかりやすいかと思われます。

写真ですが、よく問い合わせが多いのは台風などの暴風雨による家の中の雨漏りの被害です。

雨漏りに関しては乾いてしまうと場所の特定が困難になる場合があるので雨漏りしている段階で写真を撮っているほうがいいかと思います。

後は、屋根などの写真ですがこれに関しては屋根に登るのは危ない場合もあるので業者に保険請求に必要である旨を伝えて屋根の写真を撮ってもらうほうが安全かと思います。自分で登って万が一何かあっては建物の請求どころではありませんので。 

 

4.修理箇所の見積もり書取得

 

保険会社への連絡、被害箇所等の写真を撮り保険の保障の対象になっている場合は次は業者からの修理の見積もり書を取得してもらう形になります。

ただ、今年の大型台風など大規模な被害が予想される場合に関しては、保険会社独自の査定による保険金が出される場合があります。これは被害が大規模になる場合、業者に依頼しても業者も多数の問い合わせに対応してしまうことになるので見積もり書の作成に時間がかかってしまうため、保険金の請求に時間がかかってしまう恐れがあるためです。

ですので、必ずとも見積もり書の提出を保険会社から提出をお願いされるとは限らないわけです。

保険会社が独自で査定して提示される保険金と業者の見積もりの金額に大きな差が生じる場合は、見積もり書での再査定もできるので業者からの見積もり書が必要でないわけでありません。

 

5.保険会社へ提出

 

保険会社から依頼された書類が全て揃えば後は保険会社へ提出をして、査定された金額に問題がなければ、請求書に署名等し振込口座へ保険金が振り込まれる形になります。

保険の契約内容に、火災保険以外に臨時費用保険金という特約がついている場合は別途保険金にプラスされます。

この臨時費用保険金ですが、契約時の内容によりますが、多くは火災保険金額の30%ないしは10%か保険会社が定める上限金額のどちらか少ない方になるかと思います。

 

6.まとめ

 

概ねどの保険会社でも被害があった際の請求までの大まかな流れになるかと思われますが、どうでしたでしょうか?

 保険はどの家庭でも契約されているかと思います。保険料が安いに越したことはないですが、契約内容によっては保険金額も大きく変わってきますし、免責事項により対象にならない場合もあります。

せっかく保険に加入されてますので万が一に備えて後悔のないよう保険を見直してみてはいかがでしょうか。

 

保険は何かと内容が難しく中々保険に馴染みのない人にとってはついつい保険会社の担当者に任せている方も多いと思います。

 

万が一に備え保険会社に一度相談してみよう‼️