SPGアメックス ガイド! 保有した際のメリットとデメリットを考察してみた!!
どうも、Kenjikunです。
前回、JCBプラチナカードについて色々書かせていただきました。たくさんのアクセス、スターをいただきご興味を持っていただいて大変、うれしく思っています。
今回は、所持している『SPGアメックス』カードについて、少しばかり内容を書かせていただきたいと思います。
SPGアメックスってどんなカード?
SPGアメックスのカードの正式名称は、「スターウッドプリファードゲスト・アメックス」と言います。あまり聞き覚えのない名前ですが、これは「スターウッドプリファードゲスト」という、外資系のホテル会社の名前になります。
主に、ウェスティン、シェラトンなど一度は聞いたことのあるホテルかと思いますが、そのホテル会社のアメックスが発行している提携カードが『SPGアメックス』ということになります。
自分がSPGアメックスを持った理由とは?
過去記事に書いてあります通り、自分が現在メインとして使用していますカードは『JCBプラチナカード』になります。そんな自分がなぜ、SPGアメックスを発行することになったかと言いますと、このカードの特典に惹かれたことになります。
皆さんは、旅行や仕事での出張の際にどんなホテルに泊まられますか?安いビジネスホテルや高級ホテル等人それぞれその時の状況によって変わってくるかと思います。
自分は主に嫁と旅行に行った際にたまの旅行ですのでやっぱりいいホテル泊まってのんびりと過ごしてみたい!といった願望がありました。ただ、やっぱりそういったホテルは1泊でもそれなりの値段がしますので中々家計的に厳しいときもあります。
その時に、何か安く泊まれたりホテルで使える優待のあるカードを探していた時に出会ったのがこのSPGアメックスになります。
どんな内容のカードなの?
このSPGアメックスの優待内容ですが、
- SPGおよびマリオットリワード共通の会員資格であり『ゴールドエリート』になれます。
- カード更新時に無料宿泊の特典がついてくる。
- マイル交換率はクレジットカード業界最高水準で交換可能。
この3つがメインとなる優待特典ではないかと思っています。
では、一つ一つ解説して行きたいと思います。
会員資格の『ゴールドエリート』
こちらは、上級ホテルでよくあるリピーターとして何泊もしてくれるお客に対して、ホテル側がお客にランクをつけてそれに応じてお客がホテルで提供される優待になります。
本来ならば、年間に何泊もしなければ得られないこの会員資格をSPGアメックスを持つだけで上級会員になれます。
一般的にこの会員資格ですが、2018年8月にSPGがマリオットリワードに買収され新会員資格に変わったので現在はこのような会員ランクになっています。
- シルバーエリート(10〜24泊/年)
- ゴールドエリート(25〜49泊/年)
- プラチナエリート(50〜74泊/年)
- プラチナプレミアエリート(75〜99泊/年)
- プラチナプレミアエリートアンバサダー(100泊以上/年+対象となる利用金額2万米ドル)
このようなエリート資格になっています。年間25泊以上となると中々難しいと思われますが、SPGアメックスを持つだけでゴールドエリートになれるということになります。
このゴールドエリートの会員特典ですが、
- ポイントボーナスが25%追加(通常は1米ドルあたり10ポイント)
- レイトチェックアウトが14時まで
- 部屋のアップグレード
になります。マリオットリワードに買収され新会員資格になる前はこの特典にラウンジ無料利用と朝食のサービスがついていましたが、現在はなくなっていますので少し改悪されてしまった感はあるかもしれません。
カード更新時にもらえる無料宿泊特典
翌年のカード更新時にもらえるこの無料宿泊特典も大きなカードの特典かな、と思っています。
前SPG特典では、SPG参加ホテルの参加ホテルの中でカテゴリー1〜6までのホテルであれば1泊2日のペア宿泊券として利用できました。
現在、SPG /マリオットリワードでの特典は、SPG /マリオットリワード参加ホテル50000ポイントまでのホテルであれば利用可能と変わりましたのでこちらはかなりお得になったと思います。
この50000ポイントまでのホテルですが、新たなカテゴリーでは6までのランクのホテルになりますが来年度からはシーズンによって3つに必要ポイントが変わりますのでカテゴリー6前後のホテルが対象になるかと思います。
カテゴリー6の代表的なホテルは、
- 大阪マリオットホテル
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- ルネッサンス・オキナワ・リゾート
- ウェスティンホテル東京
などがあります。
こういったホテルのスタンダードな部屋になりますが、客室に空きさえあればブラックアウト期間(利用除外日)はありませんのでいつでも使うことができるのも大きなメリットではないでしょうか?
このようなカードの特典での無料宿泊券があるのは、SPGアメックスとアメックスプラチナの2枚しかありません。
メイン使用しているJCBプラチナカードのホテル優待はあくまで優待料金での宿泊とホテル側のおもてなしがついてくるものですので、無料宿泊ができるカードというのは貴重であると言えます。
自身は今年にカードを発行しただけなのでこの特典がもらえるのは来年以降になりますが、今から楽しみにしています。
マイル交換率はクレジットカード業界最高水準で交換可能
SPGアメックスで貯まるポイントは、スターポイントと言い100円の買い物に対して3スターポイントが貯まることになります。3スターポイントは1円の価値として使うことができますのでポイント率は1%になります。
これだけなら年会費無料である楽天カードやYahoo! JAPANカードと同じですので特別すごいということはないのですが、このSPGアメックスのポイントの一番すごいところは多くの各航空会社のマイルに交換することができる点にあります。
3スターポイント=1マイルに交換することになりますので通常であればマイル交換率は1%のままですが、マイルに交換するにあたりまとめて60000スターポイントを移行することで追加ボーナスがプレゼントされます。
60000スターポイント=20000マイル+5000マイルとなります。
還元率はこの場合、1.25%となり他の航空会社系のクレジットカードであるJALカードやANAカード(基本還元率1%)を超える形になるため陸マイラーと呼ばれる飛行機に乗らずマイルを貯める人にとっては極めて優秀なカードと言えます。
SPGアメックスのデメリット
このようにSPGアメックスカードは所持するだけでホテルに宿泊する際もホテルの上級会員になれたり、無料宿泊券がもらえたり、飛行機に乗る航空券に交換できるマイルも貯めやすい、といったメリットが目立ちますが当然デメリットも存在いたします。
年会費が高額!
SPGアメックスを保有するにあたり必ず必要になるのが、毎年かかる年会費になります。
その年会費が31,000円の税抜きになります。この年会費ですが自分がメイン使用しているJCBプラチナカードの年会費が25,000円の税抜きということで、SPGアメックスの年会費は他のゴールドカードの年会費の中でも高い部類に入ります。
ただ、この年会費も前述で書きましたメリットをうまく使えば年会費の元をとることも可能ではないかと思います。
ホテルの無料宿泊特典は初年度には使うことができない!
前述に書きましたSPG /マリオットリワード参加のホテルで使える無料宿泊特典ですが、カードを発行された初年度にはもらうことはできず、翌年度以降の更新時にもらう形になります。
初年度につきましては、他の方法で年会費分の元をとることになります。これについては公式にて新規入会特典として、3ヶ月以内に10万円以上の利用で30,000ポイントが獲得できる入会ボーナスを行なっています。また、SPGアメックスを保有されている方からの紹介による紹介プログラム限定の6000ポイントの獲得できるキャンペーンもしていますのでご参照してみてください。
後はカードの利用で貯まるポイントと合わせてマイルやホテル宿泊ポイントに交換することで年会費の元をとれるかと思います。
まとめ
どうでしたでしょうか?まだカードを所持して初年度のため無料宿泊特典はまだありませんが、ポイントは貯めましたので一応年会費相当分はあるかと思います。
来年以降にこのSPGアメックスの優待特典を色々使ってみたいと思います。
皆さまも自分が生活を送る上で得たい優待などを考慮してクレジットカードを選んでみてもいいかと思います。
JCBプラチナカード然り、SPGアメックスも特典は素晴らしいものだと自分は感じておりますので、たくさん特典を使っていきたいと思います。
今回はSPGアメックスのメリット・デメリットになります。最後まで読んでいただきありがうございます。